
ウィズコロナで一気に普及するテレワーク、実は30年の歴史が
新型コロナウィルスの蔓延により、テレワークという働き方が日常のありふれた光景となり、選択肢の一つとなったことは間違いありませんね。しかし一方で、秋の訪れと共に通常勤務に戻った方も多いことでしょう。街中はもちろん、通勤電車もかなり混雑してきたことをみなさん実感されているのでは。このように、ウィズコロナの中では流動的な対応を迫られることは致し方ありませんが、かといって以前のような就業環境に戻ることはないでしょう。実はテレワークは、ICT活用による社会変革実現、ワーク・ライフ・バランスやダブルワークなど多様な働き方の実現、地方創世・地方移住による地域活性化、障がい者雇用なども念頭に、少子高齢化・人口減少時代を迎えている現状を踏まえ、およそ30年前から推進されてきた働き方改革の大きな旗印の一つでした。
(写真:Adobe Stock)